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<呼吸器官用薬>
鎮咳去たん剤
鎮咳剤
?@メジコン(錠15mg)
?A新ブロコデ(錠)
?Bパブロン咳止め(包)
?@は咳の中枢を抑制して、咳の発作をやわらげる。?A?Bには鎮咳剤のほかに、抗ヒスタミン剤や消炎剤が配合されている。
適応:感冒、気管支炎、肺炎、咽頭・咽頭炎の際の咳止め。
用法:?@1回量15-30mg(1-2錠)、1日3回食後に服用。?A1回量4錠、1日3回食後に服用。
?B1回量1包 1日3回食後に服用。
注意:?@は、ねむ気、めまい、頭痛、食欲不振、不眠、発疹などをきたすことがある。
保管:室温保存

 

気管支拡張剤
?@テオドール(錠 100mg)
?Aベネトリン(錠 2mg)
気管支を拡張して、呼吸困難を改善する。
適応:気管支喘息の第一選択薬である。慢性気管支炎や肺気腫にも有効。
用法:?@1回量200mg(2錠)、1日2回朝および就寝前に服用する。
?A1回量4mg(2錠)、1日3回服用。
注意:頭痛、動悸、吐き気、嘔吐、不眠、亢奮をきたすことがある。
保管:室温保存

 

<消化器官用薬>
健胃消化剤
健胃剤
?@大正漢方胃腸薬(錠)
?A新タケダ漢方胃腸薬(錠)
?Bセンロック健胃錠など。
胃の運動を促進させ、唾液や胃液の分泌を先進させて、消化を助ける薬である。
適応:食べ過ぎ、胃のもたれ、胃部不快感,胸やけ。げっぷ、むかつき、飲み過ぎ、食欲不振、消化不良、急性および慢性胃炎。
用法:?@1回量4錠、1日3回食前または食間に服用。
?A1回量3錠、1日3回食前または食間に服用。
?B1回量3錠、1日3回食前または食間に服用。
保管:室温保存

 

消化酵素製剤
?@新タカヂア(錠)
?AタフマックE(カプセル)
?Bキャベジン消化薬S(錠)など。
胃腸から分泌される消化酵素が不足するような場合に、これに替わって食物の消化を助ける薬である。
適応:食欲不振、消化障害、異常発酵、急性および慢性胃炎。
用法:?@1回量4錠、1日3回食後に服用。
?A1回量1カプセル、1日3回食後に服用。
?B1回量2錠、1日3回食後に服用。
保管:室温保存

 

配合剤
?@新三共胃腸薬(錠)
?AシオノギS胃腸薬(錠)
?BキャベジンAコーワ(錠)
?C太田胃散(包)など。
食欲を増進し、消化を助け、胃酸過多を抑える。胃炎をはじめ広範囲の胃腸疾患に使用されることが多い。
適応:食べ過ぎ、胃のもたれ、げっぷ、胃部不快感、胸やけ、むかつき、胃酸過多、食欲不振、飲み過ぎ、胃炎、胃腸炎など。
用法:?@1回量3錠、1日3回食後に服用。
?A1回量3錠、1日3回食後に服用。
?B1回量2錠、1日3回食後に服用。
?C1回量1包、1日3回食後または食間に服用。
保管:室温保存

 

 

 

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